平成29年度 確定申告-医療費控除の申告方法

こんにちは!鮭信です。
前回に引き続き、今回も確定申告の記事になります。

今回は医療費控除についてです。
医療費控除の申告方法は平成29年度分から少し方法が変わっています。
これも参考になれば良いと思い、記事にしてみました。

住宅ローン減税や他の申告方法については前回記事を参考にしてくださいね。
>>関連記事:平成29年度 確定申告-住宅ローン減税の申告方法
>>関連記事:平成29年度 確定申告-ふるさと納税の申告方法
>>関連記事:平成29年度 確定申告-太陽光売電収入(雑所得)の申告方法

■目次
1.はじめに(必要書類など)
2.医療費控除の申告書作成方法について
3.書類の印刷・提出

1.はじめに(必要書類など)

今年度から医療費控除の申請方法が変わっています。

>>[参考]国税庁HP:重要なお知らせ[医療費控除が変わります]

領収書の提出が不要になっています!
やったー!!🙌と喜びたい所ではありますが、
提出は不要ですが国税庁からの問い合わせがあった時などの為に5年間の保存が必要となっています…。

それなら、合計金額だけ出して領収書全部提出してしまった方が楽だったのでは…。と思いますが、国税庁には「破棄しました」とか言っちゃう偉い方がいらっしゃるので、我々が保存しないと…ゴホッゴホッ😖 これ以上は言わないようにしますかね…。

ちなみに保険組合から発行される「医療費通知」(医療費のお知らせなど)を提出した場合は領収書の保管も必要ないみたいですね。

必要書類をまとめてみます。

  1. 病院の領収書 or 医療費通知(医療費のお知らせなど)
  2. aが領収書の場合は、医療費控除の明細書を作成

a. 病院の領収書 or 医療費通知(医療費のお知らせなど)

上でも書きましたが、医療費通知(医療費のお知らせなど)があると領収書も保管しなくて済みますので、それがあるといいかなと思いましたが、鮭家では鮭信の方はネット上でいつでも閲覧・印刷できるシステムがありましたが、鮭妻の方が時々来てるけど覚えていない…。という状況で印刷等ができなかったので、領収書で対応することにしました。

ただし、医療費通知は前述しました通り、保険組合から発行されるものなので、保険外の医療を受けた分はもちろん通知には載ってきません。ですので保険外医療分は領収書(明細書)での対応が必要になってきます。

提出書類は各ご家庭で便利な方法で行うのがよいと思いますが、来年度も申告方法がどうなるかは分かりませんので、領収書は取っておく方が安全といえそうです。

b.医療費控除の明細書

領収書の場合は、領収書の情報をこの明細書にまとめて、明細書を提出する必要があります。

明細書の作り方も色々な方法がありますが、申告書の作成と同時にできますので、
詳細はそちらで説明しようと思います。

医療費控除の申告書作成方法について

今回も国税庁HPの作成コーナーを用いた作成方法を紹介します。
収入が給与のみという方は下記の動画が分かりやすく、参考になります。

我が家ジャパンでは、給与収入以外の雑所得(太陽光発電等)がある場合で進んだ人の進め方を説明しますね。
(最初の選ぶ箇所が異なるだけで、各項目の入力方法は同じです。)
最初の給与の源泉徴収票を入力するところまでは
下記記事の共通項目と同じになりますのでそちらを参考願います。
>>参考記事:平成29年度確定申告-確定書の作成1-共通項目

あの一覧表のページから医療費控除の項目を探します。


医療費控除の欄は上の図のように、給与の欄から少し下の赤色で囲った所にあります。
この文字をクリックします。

クリックすると上記画面になり、
「医療費控除」か「セルフメディケーション税制」のどちらを利用するか選びます。
医療費控除なので、左側をクリック。

セルフメディケーションについて、鮭家では市販薬はほとんど買わないのでメリットがありませんが、市販薬を良く買って、医療費が10万円もいかないという家庭は、確定申告する際は利用するのもいいかもしれませんね!
(これだけのために確定申告するのは減税額より手間の方が掛かると思います…。)
上記の選択肢の下にどちらの申請が得になるか試算もできるようです。

下記サイトでも減税額のシミュレーションもできます。
>[参考]知ってトクする セルフメディケーション税制 – 日本一般用医薬品連合会

話が脱線しましたが、先ほどの続きを。

来ました。問題の入力方法の選択です。
受けた医療費(領収書)の内容をどの方法かで入力していく必要があります。

  1. 医療費の領収書から入力する
    →フォーム上で1件1件入力していく方法です。
    入力は医療機関と医療を受けた人でまとめることもできますので、領収書の枚数が少なかったり、少数にまとめることができる方はこちらが一番簡単と思います。
  2. 医療費集計フォームを読み込む
    →エクセルのフォーマットをダウンロードし、エクセル上で入力してそのファイルをアップロードする方法です。エクセルでコピペを上手く使えばそれなりには早くなりますが、枚数が多いと入力作業はこれでも大変です…
  3. 医療費の合計額のみ入力する(別途作成した明細書を提出してください)
    →合計額のみ入力ならこれが一番楽そうと飛びつきたい所ですが、カッコを見落としてはいけません。明細書は必ず必要なのです…。これは明細書フォーマットを別途印刷するなどして手書きで書く人や、独自で明細書フォーマットを作成する人向けの選択肢になります。
  4. 医療費通知(「医療費のお知らせ」など)を利用して入力する
    →医療費通知がエクセルフォーマットである人はそれをアップロードできるようです。
    PDF等の場合は医療費と実際に払った金額の合計金額を入力します。
    保険外のものは1番と同様にフォーム上で1件ずつ入力する必要があります。

どれも面倒なのは変わりないので、鮭家では2番を選択しました。
上の画面の赤線を引っ張ったリンクからフォーマットをダウンロードできます。

ダウンロードしたフォーマットの画面です。
ここでも医療機関と治療を受けた人ごとで入力をまとめても良いのですが、
鮭家は領収書を一つのクリアファイルに全部突っ込むという保管方法でしたので、
そのまとめる作業も面倒だったため、ひたすらに領収書の内容を入力していきました。
領収書の数54枚…。多いようなそうでもないような微妙な数ですが、
まぁまぁ時間掛かりましたよ…。

さてこのエクセルデータの作成・保存後は先ほどの作成画面の
「参照」の所からファイルを選択し、アップロードします。

すると、フォームの読み込み結果が表示されます。
内容に違いがないかを確認して「次へ進む」をクリックです。

次の画面ではフォーム上で入力した内容が全て出てきます。
ここで誤りがあったものの修正・削除、忘れていた領収書分の追加もできます。

最後に、医療費控除額の結果が表示されます。
お疲れ様でした…。

次へ進むを押すと、最初の一覧表に戻ります。
一覧表の医療費控除欄に数字が入っていれば、入力の完成です。

3.書類の印刷と提出

完成後は前回の住宅ローン減税時と同じように、
仕上げの項目の入力、書類の印刷・捺印等をして、税務署に提出すれば完成です!
>>参考記事:平成29年度確定申告-確定申告書の仕上げ-共通項目

書類としては、途中でアップロードした明細書もきちんと出てきますよ。

いかがだったでしょうか??

他の申告項目につきましては下記記事も参考にしてくださいね。
>>関連記事:平成29年度 確定申告-住宅ローン減税の申告方法
>>関連記事:平成29年度 確定申告-ふるさと納税の申告方法
>>関連記事:平成29年度 確定申告-太陽光売電収入(雑所得)の申告方法

上記の記事で記載している情報については出来る限り注意を払っておりますが、問題があった場合は告知無しに情報を修正・変更・削除する事があります。

また、個人的なブログ記事になりますので、あくまでも確定申告については自己責任にて申告をお願いいたします。本記事内容により被った損害・損失については一切の責任を負いかねますのでご注意をお願いいたします。

鮭信



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