こんにちは!鮭信です!
ずいぶんと更新が滞っており、申し訳ありません…。
遅くなってもボチボチと更新は続けていくつもりですので、
ぜひぜひご付き合いください。
今回は前回に引き続き、玄関のお話になります!
>>関連記事:玄関を考える1-注文住宅プラン
靴箱について考える
玄関において最も基本的な要素の1つが”靴の収納”になるかと思います。
積水ハウスのカタログにある靴箱の比較をしてみましょう。
ワイズ(足元から天井まで)
カタログに一番最初に登場するのがこのワイズです。
足元から天井まで収納に使えるのが特徴ですかね。
特に、下駄箱に限らず、部屋のクローゼットにもこのワイズは使用できます。
メリットはなんといっても足元から天井までの空間を使用した収納力でしょう。
写真の説明文にもあるように、大きな扉を利用して内側に姿見を付けることが出来るのも良いですね。
デメリットとしてはメリットと逆の足元から天井まであることによる圧迫感でしょうか。
収納と空間をどう有効活用するか悩ましい所ですが、鮭的にはもし、土間収納等で収納スペースを別に確保できるのであれば、靴箱としてはスッキリさせた方が良いのかな?と思います。
CTC Ⅱ(レギュラータイプ)
続きましてCTC Ⅱのレギュラータイプです。
この靴箱がレギュラーという名前だけあって、一番オーソドックスな形になるのではないかなと思います。
先ほどのワイズと異なり、全面を収納に使用するのではなく一部空間を空けて、棚のように利用できる空間を設けたものです。
メリットとしてはやはり棚部分に飾りや小物を置くなどして、空間の演出に使えたりすることですね。
デメリットはその分ワイズより収納が減ることです。ありきたりな説明ですが…。
しかし、やはりこのタイプが収納と空間のスペースのバランスが良いと思いますね。
CTC Ⅱ(フロートタイプ)
最後は同じCTC Ⅱですが、フロートタイプです。
なんといってもオシャレ!!
下側が浮いているだけで、なんとなく軽やかに見えます。
写真の右側もほぼ天井まで収納が占めているものの、ワイズより軽やかです。
また写真のように、下や間・天井側に間接照明を仕込むとよりオシャレですね!
メリットはなんと言ってもオシャレな空間が作れることでしょう。
デメリットは収納の少なさですね。
家族の人数と靴の数がどのくらいかによると思いますが、大家族になると、フロートの左側写真のものでは納まりきらないのではないかなーと思います。
鮭家の場合
さて、最後に鮭家の靴箱をどのようにしたかをお話したいと思います。
やはり、カタログを見て真っ先にしたいと思ったのがフロートタイプです。
しかし、左側の写真のように下側、間、さらに上にも照明を入れようかとも思ったのですが、そうするとまぁまぁなお値段が掛かってしまうとのこと…。
「やっぱりなぁ😭」と思っていると、営業Aさんから提案が!
営業Aさん『鮭様、私から少し提案があります。CTC Ⅱを少し工夫することで、お値段はお手頃・かつちょっぴりオシャレにすることが出来るかと思います。』
鮭信「え!?それはどんなのですか?🤗」
営業Aさん『CTC Ⅱのレギュラータイプの右側の写真を見てください。ドアを入った、たたきの部分、ここはフロートタイプのように浮いているのは分かりますでしょうか??』
鮭信「あ!そう言われてみると確かに浮いてますね!」
営業Aさん『このカタログ写真では玄関ドア近くが天井までの収納としているのであまり目立たないですが、この部分も棚の高さまでにすると、靴箱の上の空間がかなりスッキリして、見た感じの重みも減り、浮いている感じが残せます。』
鮭信「なんとなく分かる気がします!」
営業Aさん『鮭様のおうちの場合、玄関を開けたところに廊下の壁がありますから、少し特注にはなってしまうのですが、この棚の部分を玄関から壁まですっと通すと、スッキリかつ収納力も取れ、一石二鳥な感じにできます!』
鮭信・鮭妻「とても良いですね!ぜひそれにしてください!」
ということで鮭家の靴箱はCTC Ⅱレギュラータイプの一部特注ということになりました。
リーズナブルでとても良い靴箱収納になったと思います!!✌
玄関収納を考える
靴箱に続きまして、今度は玄関収納を考えてみたいと思います。
玄関収納はぜひあった方が良いです!
マンション/アパート暮らしの時に鮭家は積水ハウスの賃貸のシャーメゾンに住んでいたのですが、先ほどのワイズのように大きな靴箱がありました。
そこに傘なども収納できますし、あまり玄関において収納に困ることはありませんでした。
しかしながら、上記の通り、鮭家の新家の靴箱はちょこっとオシャレにしてしまったので、
傘までを靴箱に入れるスペースはありません。
そこで玄関収納です。
ここでも積水ハウスのカタログを見てみたいと思います。
HTC(棚柱収納)
穴の開いた金属製の柱に棚板ブラケットを自由な高さに取り付けるタイプの収納ですね。
なんと言ってもこの写真のように沢山収納できるのがよさそうですね。
デメリットとしては玄関収納の前に扉等の目隠しが無いと、少しごちゃっとした印象がしてしまうことでしょうか。
また、棚柱であれば簡単な構造ですので、頑張ればDIYでも出来そうな気がしないでもないとういうことでしょうか。けど、写真ほどの高さと数を付けるのは大変ですし、傾いちゃったりすると目も当てられなくなっちゃいますので、無理せずにHTCを買った方がいいかもですね。
SNC Ⅱ
続いてはSNCⅡです。先ほどのHTCとは違い、作り付けの棚があるタイプですね。
デメリットは高さが自由には変えられない点でしょうか。
メリットはHTCと比べて落ち着いた・しっかりした印象があります。
収納力・自由度・見た目との兼ね合いが非常に難しいですね。
鮭家の玄関収納
さて、またまた鮭家の場合です。
まず、鮭家としては玄関収納は欲しかったものの、あまり大きなスペースは確保できませんでした。確保できたのはほぼ1畳程度しかありませんでした。
そのため、その空間にわざわざ扉を付けてしまうとより狭くなってしまいますので、
玄関のたたき部分に繋げたオープンな空間としました。
ここでまたまた営業Aさんの提案です。
営業Aさん『鮭様。玄関収納も少し提案をさせてください。限られたスペースでも色々と工夫することができます。このようなパターンを考えてみました。』
営業Aさん『まずはTYPE Aです。限られたスペースを全て収納として使用してしまうシンプルなパターンです。空間を大きく使うことができますので、大きな物を収納したい場合などに有効です。』
営業Aさん『もう一つはTYPE Bです。冬場のコートなどを収納したいというお客様が沢山いらっしゃいます。もし、鮭様もそうであれば、一部をこの図のようにクローゼットとして、廊下側から取り出せる方法はいかがでしょうか?』
営業Aさん『少し覚えておいて欲しいのですが、収納は壁が多くある方が多く収納できます』
鮭信「え!?そうなのですか?壁があると置けないような気がしますが…🤔」
営業Aさん『違うのです。例えばTYPE Aにて収納の入口は左側壁沿いに作ったとします。そうすると、TYPE Bのクローゼットがある辺りに棚を作ると思いますが、そこまで人が通る”通路”が必要になってしまうのです! TYPE Bだとクローゼットと、土間収納の壁側収納の二つができます。一つの空間は狭くなりますが、収納は多くできるのですね。』
鮭信「ほほう~。うーん悩ましいですね。もう少し広ければTYPE Bが便利そうですが、もともと1畳しかないので、クローゼットも作るとなると土間収納部分はとても狭くなってしまいそうです。」
営業Aさん『確かにそのデメリットはありますね。TYPE Aでもポールを通せばもちろん服を掛けるような使用方法も可能です。花粉の時期などはコートを廊下ではなく、玄関で脱いでしまいたいというお客様もいらっしゃいますので、クローゼットがあることが一番良いという訳ではありません。』
鮭信「確かにそうですよね~。うーん、TYPE Bも魅力的ですが、やっぱり1畳しかないので、うちはTYPE Aにすることにします!ただ、コートも掛けたりしたいので、ポールはどこかに付けてください」
営業Aさん『承知いたしました。棚もポールもお任せください』
ということで、鮭家はシンプルな玄関収納にすることにしました!
棚はダボ柱といって円柱のダボを柱の好きな位置にはめてその上に板を乗せるようなものにしました。板はSNCⅡのような白い板で高さはHTCのように変えられるような感じですね。
ポールも棚に一部被る形ではありますが、設置いただき、コートも掛けることが出来るようになりました。
住んだ感想としては、空間を確保して正解だったかなと思います!
コートは冬場しか使いませんし、玄関収納には棚にものを置くというよりは、海外旅行に使う大きなキャリーケース等や庭関係の工具など、空間を使って物を置いている感じが多いためです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
靴箱も玄関収納も様々なバリエーションがありますが、やはり一番大事なのは皆様のご家族の暮らし方とニーズに合ったタイプはどれか?を整理することになるのかなと思います。
オシャレな収納にしたけど、収納が入りきれずいつも靴が出ている、好きな靴を捨てないといけなくなってしまった等となっては本末転倒ですからね。。。
本当は今回、玄関タイルの話もしようかと思ったのですが、話が長くなってしまったので、外観工事に含まれる外観ポーチの話を書く時にまとめて書こうかなと思います!!
二回に分けて玄関の話をしました。
みなさまのおうちが素敵な玄関になりますように…
つづく
鮭信
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コメント
はじめまして、勉強させて頂いております。
掲載されている商品のカタログって頂けるものなんでしょうか?!
分厚いし、打ち合わせの時にチラッと見るくらいなので、もらえないものだと勝手に思い込んでいました。
はじめまして!!
更新が滞っており、またコメント承認・返信が遅くなって申し訳ありません!!
さて、カタログについてですが、
ブログに載せているものは鮭家では契約した後に、3種類のものを検討用で貰えました。
鮭家は何も言わないうちに営業Aさんから貰えたのですが、
確かに一度決めてしまえば要らないし、かさばるものですので、営業さんによってはor今は渡さない方針になっているのかもしれません…。
一度、営業さんに伺ってみてはいかがでしょうか??