住宅展示場は初心者はNG?その対処方法

住宅展示場へ参戦

家のことをネットで検索するようになってから知りましたが「住宅展示場に何も知らないまま行くのは良くない」と書かれていることが多いです。

鮭家は何も知らないまま突っ込みました。

まだ、ホームビルダーとのやりとりの経験があったので少しはマシ?だったかもしれませんが、ほぼ知らない状態だったと思います。

行ってしまった人へのアドバイス

ここを見られている方がどういう方が多いかは分からないですが、行ってしまった鮭信と同じと考えると、実際は住宅展示場に行く前という方より行ってしまった人の方が多いんじゃないかと思います。

そこで、当ブログでは「行ってはいけない!」ではなく、

行っちゃった人へのアドバイスとして書こうと思います!

もちろん、慎重に調べて展示場に行く前にここに着いた方も御参考に。行ってしまって、もう家も建ててしまった人なんかも見ていただいていたら、コメント等で補正・修正に御協力いただければと思います!

何故知らないまま行ってはいけないのか

良く言われている理由は下記になるかと思います。

  1. アンケートを書かされて営業マンの営業ラッシュが始まる
  2. その日行って出会った営業さんがそのまま自分の担当になってしまう
  3. 営業ラッシュに流されて、いつの間にか家を建ててしまう
  4. 展示場のモデルハウスが「良い家」のイメージになってしまう
  5. 思ったよりも件数が周れず、ただただ疲れるだけ

順番に見て行きましょう。

1.アンケートを書かされて営業マンの営業ラッシュが始まる

ついた営業さんにもよると思いますが、基本的には当然、営業は始まってしまいます。逆に、お目当てのメーカーさんが何も連絡してこないってなると困りますよね??

ということは、”困る”=「対象外のメーカーさんからの営業」ということになります。

対象か対象外か最初から全て決まって住宅展示場に行かれる方はいないと思いますが、住宅展示場にある10程度のメーカーさんの中の全てが対象となることもないかなと思います。

「外観が趣味に合わない」

これだけでも十分な理由になると思います。そんな所も見るだけみたいという場合は、アンケートを持ってこられたら「家はまだ買わないんですけど、見せてもらってもいいですか?」と言ってみましょう。それでもアンケートを差し出されたら「家は買わないので、書いても意味ないですけど書いた方がいいですか?」と聞いてみましょう。

それでも「来場者の方は全員書いていただく決まりなので」と言われる時もあります。ので、最初から諦めて書いちゃうのも手ですが、最初に「家はまだ買わない」というアピールは重要です。

家はまだ買わないアピールのつもりで「お金が無い」と言いいたくなることが多々ありますが、それを言っても「頭金なしでも建てることはできます!!」という反撃がきますので「お金が無い」は家を買わないアピールとしてはあまり役にたたないです。

さて、1番の課題の対策としては「アンケートをやんわりと断る」なのですが、アンケートを書いちゃった人、対象外なのに営業ラッシュが困るという方への対処方は次の方法になります。

・電話が掛ってきた際にきっぱり「家づくりは辞めた」とお伝えしましょう。

鮭信は「家探しはお休みすることにしました」と断った業者さんがいたのですが、その営業さんは律義に何カ月か毎に「家探しの状況はいかがでしょうか?」って連絡が来てましたので、「辞めた」と言った方がいいでしょう。(鮭信には結局、家を建ててからも電話が掛ってきて「他で建てちゃいました」と伝えるまで掛ってきました…orz)

・素直に「御社は検討対象外になりました」と言える方はそうお伝えした方がいいでしょうね。

2.その日出会った営業さんがそのまま自分の担当になってしまう

これが一番その通りで、やっかいな問題です。

家づくりにおいて一番のキーパーソンは営業さんです。

家づくりは営業さんで決まる。という言葉が多々ありますが、本当にその通りだと思います。

そんな営業さんがふらっと行った住宅展示場で決まってしまう。なかなか厳しい問題です。

対処方法を考えましょう。

対処が必要な状況とは『気になるメーカーだけど営業さんが残念な場合』になると思います。

  1. 気になるメーカーさんで建てた知り合いに紹介してもらう。→これは、本来住宅展示場に行く前にしておくべきことになるのですが、行ってしまったら仕方ありません。知り合いを探して営業さんを紹介してもらいましょう。上手くいけば紹介割引等のメリットも得られる可能性があります。
  2. 別の日にもう一度展示場に行く。→最初の担当の人以外が出てくることを祈り、違う人が出てきたら「最初の人は対応がいまいちで…」とか「最初の人の説明だと良く分からなくて…」と言って担当を変えてもらいましょう。
  3. 違う展示場に足を運ぶ。→別の展示場に行ってみて、良い人がいたら正直に○○展示場で~さんに説明していただいたが、対応が良くないので担当を変わって欲しいと伝えた方が良いと思います。何も言わないと「最初の人が担当システム」のせいか、最初に行った人から電話がかかってきて「△△展示場にも行かれたんですね~聞きましたよ」って担当は継続してしまいます。。。

「最初の人が担当システム」は結構やっかいで、モデルハウス訪問以降に更に話を聞いたり検討をすすめるにしても、担当以外の別の営業さんに会ったり話をする機会というのはほとんどないと思います。ですので、「担当を変えてください」と伝える相手となる”別の誰か”に会うことは自分から動かない限りはまず無いと思います。

冒頭にもお伝えした通り、家づくりは人が命になってきます。どうしても建てたいメーカーがあるのに担当者が残念な場合は、多少言いづらくても「担当を変えてください」と思いきって言ったほうが断然いい家が建つと思いますので、諦めずに頑張ってください!!

あ、あくまでも「残念な人」だった場合ですよ。「最高の営業マンじゃなくてはダメ」という訳ではありませんので、あまり神経質になりすぎてメーカーさん自体とぎくしゃくしても良くないと思いますので、自分たちにあった営業の方に出会えたらいいなくらいで良いと思います。

3.営業ラッシュに流されて、いつの間にか家を建ててしまう

「一生に一度の買い物をそんなに簡単に決めるはずがない」と思ってしまうのですが、結構な人が勢いで買ってしまうことが多いようです。

金額が高いので、買うのが難しいように思えるものですが、ローンさえ組めれば、

本人が「買う」とサインしたら買えちゃいます。

これも当たり前なのですが、どこかでストップがかかるんじゃないかと思っちゃうのですよね。対処方としては、

「理想の家をつくる」「理想の家とは?」を常に忘れずに自分を強く保ってください。

それしかないです!

4.展示場のモデルハウスが「良い家」のイメージになってしまう。

モデルハウスはもちろん「良い家」であることは間違いありません。しかしながら、建てる人にとっての「良い家」になるとは必ずしも限りません。ので、何も知らずに展示場に行って見たモデルハウスが「自分の良い家」と上書きされて固定化してしまうと、建てた後で「こんなはずでは・・・。」という後悔が起こってしまうわけですね。

しかしながら、この4番の対処方法は簡単ですので、問題ありません。対処方法は

できるだけ多くの家を見ること。「良い家」ではなく「住み良い家」をイメージすること。

多くの家を見るというのは、実例見学会など実際の家を見ることもそうですが、それだけでは機会や時間が限られてしまいますので、雑誌やネットで実例集を見るのが良いと思います。

鮭家はよく、『SUUMO 注文住宅』という雑誌を季節ごとに出るたび買って見ていました。

安いんです!! 地方毎に地元工務店・ハウスメーカーが実例写真と共に紹介されています。その広告料分で安くなっていると思うのですが、安くて多くの実例写真が載っているのでとても良いです。家族で見ながら「こんなのが良い」だけでなく「これはちょっと苦手」というような好き嫌いのイメージ合わせもすることができます。

残念なことに↑の雑誌は大手ハウスメーカーの実例は載っていなかったと思います。(もう少し高めの雑誌に載ってたかな??) 鮭家としてはハウスメーカー探しというよりかは家のイメージやアイデアを得たいだけだったので、安くて多くの実例を見たい時はおススメです。

後半の「良い家」ではなく「住み良い家」というのは、モデルハウスの「豪華」「おしゃれ」には圧倒されますが、家族にとって「住み良い家」というのはどういう家か?をゆっくり考えてみることで、本当に必要なもの・本当に必要な間取りが見えてきます。それによってコストの取捨選択もしやすくなりますので「住み良い家」という視点で考えることはおススメです。

5.思ったよりも件数が周れず、ただただ疲れるだけ

これはもう行っちゃった人はもう疲れてしまっていると思いますが、まだ行ってない人のために。

モデルハウスに行くとこんな流れになります。

  1. アンケート記入
  2. 営業さん自己紹介、アンケートに基づく質問やりとり
  3. モデルハウスの案内
  4. 各社の商品(家の構造等)の説明
  5. 家づくりのスケジュール・建てる土地等についてのやりとり
  6. 次回のお約束

興味が無い所だと、cのモデルハウス案内が終わった所で「ありがとうございました~」とモデルハウスを出る事ができますが、それでも30分くらいはかかってしまいます。興味が有るメーカーで説明を聞いてしまうとd以下の順になって1時間程度(話が長い・盛り上がればもっと)時間が掛ってしまいます。

まだ住宅展示場に行かれたことが無い方には

モデルハウスで見れるのは1日2~3件、ちら見を入れても5件程度が限度と覚悟せよ!!

行っちゃった人には

疲れたからと言って、住宅展示場は嫌いになっても家づくりは嫌いにならないでください!!

古いですかね…。

しかし、行っちゃったら行っただけのメリットもあります!!

1度行ったメーカーなら他の展示場はスイスイ見れます。

「最初の人が担当システム」を逆利用するわけです。

最初に会った営業さんの名刺を残しておくか名前を覚えておいて、別の展示場に行きます。もちろんアンケートを持って来られる訳ですが「一度○○展示場に行ってアンケートは全て書きました。担当は□□さんです。今日は別のモデルハウスを見せてもらいにだけ来ました」と言えば、モデルハウスの説明と共に一通り見て「さようなら」とすぐ帰ることができます!!

まとめ

本日のまとめとして簡単に対処方をまとめたいと思います。

  1. 興味が無いメーカーはきっぱりとお断り
  2. 「残念な」営業さんに当たってしまった場合は、本命メーカーの場合は必死で「担当をかえてください」と言える人を探し、変えてもらいましょう。
  3. 何時も自分を強く保て
  4. 「良い家」ではなく「住みよい家」をイメージ
  5. 家づくりを嫌いにならないでください!!

最後まで読んでいただきまして大変ありがとうございました。

次回は鮭家が初心者のまま住宅展示場に突っ込んだ実例を御紹介します。

鮭信



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